ED治療薬 バイアグラ

バイアグラがどうしてEDに効くのか?

バイアグラは、性器付近の血管拡張を促すことで勃起しやすくなるように働きかけるお薬です。
勃起とNO(窒素)には深い関係があります。NO窒素が放出されることで血管が拡張し、
拡張することで血流が増加します。
大量の血がペニス内の海綿体に溜まることで勃起がおこります。

 

しかしEDに悩む男性は、さまざまな理由によってNOの放出が少なくなっていることにより
勃起が起こりにく状態になっています。
このNOの放出を妨げているのがホスホジエステラーゼ(PDE5)という物質です。

 

PDE5とは、サイクリックGMP(c-GMP)を分解する酵素の名称で、
このPDE5がcGMPを分解してしまうと血液が十分にたまらず、勃起とその維持が困難になります。
そこでバイアグラを服用することで、このcGMPを分解するPDE5の働きを阻むためEDに効くのです。

バイアグラの副作用

健康的な人がバイアグラを服用した場合にみられる代表的な症状として、
めまいや顔のほてり、胃の痛み、視覚異常、腹痛、鼻水、鼻づまり等がみられます。

 

また、バイアグラは血管拡張作用があり、脳の血管が拡張することで
頭痛やのぼせといった症状が起こります。
この他にも深刻な副作用も確認されており、4時間以上の痛みを伴う勃起機能の喪失や
突発性難聴などもみられることもありあます。

バイアグラの服用方法

バイアグラについては、きちんと用法・用量を守って服用することが重要です。
バイアグラは必ず空腹状態で、性行為の約1時間ほど前に水で服用することで
最適な効果を発揮することができます。

 

バイアグラは食事の影響を受けやすい薬なので空腹時の服用により効果を発揮することができますが、
もし食後にバイアグラを服用したい場合は、消化の良いものにして、
食後2時間以上の時間を空けることが望ましいでしょう。

 

効果が現れるまでの時間には個人差がありますが、一般的に空腹時に服用すると即効性があり、
効果が出るまでの時間が短縮されるようです。
日本国内では、バイアグラの有効成分の含有量が1錠につき25mg・50mgの2種類が
承認を得ている正規品バイアグラの規格になります。
ちなみに、100mgという規格もありますが、これは海外のみの規格となります。
インターネットなどを利用して通販バイアクラを購入した場合、
偽物のバイアグラを販売しているところもありますので、
確実に本物のバイアグラを購入するためにはきちんちしたお店を選ぶ必要があります。

 

25mg・50mgで効果が得られない場合、一日100mgまでの増量が可能となっています。
さらなる効果を求め規定以上の量を服用する方がいるようですが、
副作用のリスクを高めるだけで効果は変わりませんので用量用法は守りましょう。

 

バイアグラの歴史

バイアグラはもともと狭心症の薬として開発されていましたが、
この薬を使用した患者達に勃起作用があったという事が分かり、
ED治療薬として開発・販売されるようになったという経緯があります。

 

その後、大手製薬会社ファイザーからバイアグラとして発売されることとなりました。
アメリカでは1998年に、日本では1999年に発売され、
以来絶大な人気を誇る勃起不全治療薬として世間に認知されるに至ります。

 

発売当初はまだ無知な方が多かったため、狭心症や高血圧の方がバイアグラを服用し、
死亡するという例がありました。
そのため、バイアグラ=危険な薬というイメージが強くなってしまった時期もありました。

EDに悩むパートナーへの女性の対応方法

EDに悩む男性は、現代日本において決して少数ではありません。
EDは様々な要因で起こりうる病気ですが、特に心因性の原因によるものについては、
その根本的な原因は複雑化していると言えます。
症状を感じていても放置してしまっている男性も少なくありません。
しかしパートナーを持った男性についてはそうも言っていられない問題と言えます。

 

では、パートナーの男性にEDの疑いがある場合、女性はどの様な対応を取ったらいいのでしょうか。
一番良くないのは、男性をむやみに責めたり、変に気を遣い過ぎたりする事でしょう。
どちらも男性側のみの問題として捉えており、一緒に解決しようという姿勢が感じられません。
若い、特に結婚まもなく子供を望んでいる様な場合は、それは男女二人の問題であり、
男性ばかりに責任を問いかけるものではないのです。

 

もし、パートナーにEDが発覚したり疑いがある場合は、一人で悩まず、
二人で解決方法を考えようという意思を伝える事が大切でしょう。
ED診療は、男性にとっても二の足を踏むものです。
その背中をそっと押してあげられる女性の一言が、何よりの糸口になるのではないでしょうか。